“業界新聞”

 

時計、貴金属、メガネ業界の最新情報をいち早く 全国に発信している ”業界新聞”
1947年(昭和22年)より発刊している香川県拠点の老舗新聞社なんです。
今年でなんと70周年を迎えて 840号を超えています
編集長の長谷川 修一氏はいわば この業界の”生き字引ってところです。





今回の-業界新聞コラム-は、これっ!

3Dプリンタ×伝統芸能

ジュエリーCAD(=JCAD)を使い、獅子頭を製作したお話。

高松市開催のイベントでのこと。

ある若いお母さんから「獅子舞」がほしい- 3Dプリンタで作れますかっ??とご相談。

聞くと、香川の西讃出身で地元祭りでよく見かけていたものの、結婚を機に離れることに。

息子も大好きな獅子頭を誕生日にプレゼントしたい次第。

これまでジュエリーが主でデザインしてきましたが、これもきっかけと思い早速、手を付けてみました。

まずは、情報集め。

そこで分かったのが、香川の獅子舞は800以上種類があり全国有数―地域ごとの獅子は全国的にも珍しい!

知らなかった~っ。

サイズも30センチ=”尺”から3センチごとに”寸”と大きくなり、雄・雌と顔や形の違うこと。

あご関節の可動部分も研究しイメージしたところでJCADでデータ製作。

仕事の合間にデータを作っていたこともあり半月程かかりましたが、

それを社内のダビンチJr(XYZジャパン社;49,800円)の3Dプリンタで、いよいよ3Dプリント。

小さな子供の頭ほどの3寸強。頭部で29時間、下顎で7時間、耳で4時間、合計40時間。

それぞれのパーツを組み立ててちゃんとパクパクと顎を鳴らせる本格派に仕上げました。

これを、お母さんに渡したところ、

プラモデルのお店に行き、どう着色すれば良いかを尋ね幾重の重ね塗りして

出来上がったのがこれ↓

後日、写真とともにメールで

”時間はかかったのですが、綺麗に仕上がりました!” 

頭の鈴は金色がなかなか見つからずようやくネットで購入。

胴体の布は4辺を縫い、マジックテープの着脱式で他に2着ほど作りました…。

と うれしい報告。

PLAという植物由来のフィラメント(素材)で製作されたこの獅子頭。

塗り絵感覚でマイ獅子頭、こんなお母さん きっと自慢しちゃいそうです。

これぞ3Dプリンタ×伝統芸能!!

身近に触れてこそ伝統は継承されると感じた新しい”モノづくり”。


※JCAD3とは、、山梨県の地場産業振興の研究開発事業で山梨県工業技術センターと山梨大学の研究成果として作られたMade In JAPANのジュエリーに特化したCADソフト。(Pro版¥216,000-/Basic版¥37,800‐