“業界新聞”担当コラム手もとに届きました。
今月はこのお題です。
第16回;全てを連動させることで更に発揮されるデジタル。
「デジタルネイティブ」、「デジタルイミグラント」という言葉を聞いたことありますか?
アメリカの教育学者、作家でもあるマーク・プレンスキー氏が発案した言葉で、デジタル環境が身近で育った世代をデジタルネイティブ 、
またデジタル環境に馴染みがない世代でも積極的に身につけようとしている世代をデジタルイミグラントと呼んでいます。
ジュエリーのデザイン画を手で描き、地金をバーナーで溶かし、木槌でコンコンと形作るーアナログ一辺倒の日々でしたが
新しい価値観の影響は大きく、また強いものです。全く関係がないと思っていた私までも今ではデジタルイミグラント。
ジュエリーを3D-CADでデザインし3Dプリンタで製作する事だけがデジタルではありません。それはデジタルのほんの一部。
情報発信するブログ、WEBサイトやSNS。販売に繋げる国内外の3Dマーケットプレイス、また顧客とのコミュニケーションはメールやLINEなど
全てを連動させることでデジタルの優位性が発揮されるものです。
デジタルが苦手とか分からない、「触らぬ神に祟りなし」…このような方は多いんじゃないでしょうか。
デジタルは、私たちの生活に寄り添い、より良い仕組みの中心的役割となっています。
その難しいと感じていた事に少し手を付けて、あなたのビジネスに取り入れてみるのはどうでしょう。
意外にもどうってことなかった!というお話は多々あるもの。
スマホのアプリが最たるもので、説明書なんて殆どないにもかかわらずこれだけの広がりをみせています。
情報を得ることはもちろん品物の売買までも済ませてしまいます。
取り敢えずいじってみる…するとその先、つまり使い方が分かってくるものです。
行き詰まればネット上でなんらかの解決方法が得られるのもデジタル。
開発者も使ってもらってなんぼのモノですから、いかに優しく、いかに分かりやすい仕組みにするかに没頭していると思うのです。
決してデジタルのすべてを分かろうとしなくてもいいし解かりっこ有りません。本業はジュエリービジネスになのですから。
これからは若いデジタルネイティブが占めてくる事を思えば、我々の世代はデジタルイミグラントになるしか生き残る道は存在し無いかもしれません。
※JCAD3とは、、山梨県の地場産業振興の研究開発事業で山梨
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