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1947年(昭和22年)より発刊している香川県拠点の老舗新聞社なんです。

  もう70周年を優に超え既に891号! 編集長の長谷川 修一氏はいわば この業界の”生き字引ってところです。





第43回業界新聞担当コラム;成長から継続の哲学へ。

 

新型コロナウイルス感染症に大きく振り回された2020年、いまだパンデミックの影響でいつもの年の瀬とはいきません。

連日の報道からは有効性のあるワクチン完成が早いか、先に感染してしまうかは既に運任せと言えそうです。

 

この状況に西村再生担当相も改めてテレワークを要請しコロナ前にはもう戻ることがない不可逆的な世の中への対応をさらに求めています。

人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させるDX(=デジタルトランスフォーメーション)は合理化そして、便利さの追求で

ここにきて非対面、非接触の側面が大きな意味合いを発揮しビジネス構築においてクローズアップされてきました。

こうなるとDXはノアの箱舟化とし準備していたものへの対応策と思わざるを得ません。

今後、5つのテクノロジー(AI,5G,ブロックチェーン、自動運転、量子コンピュータ)が世界に広がってく行く前に

DXへの舵を取る大義名分や後押しも早まってくるでしょう。

世界は既に新しいルールで動き出した。

SDGs(=Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)

2015年9月の国連総会で採択された「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会実現のために、

2030年までに達成すべき17のゴールを定めたものです。

一つ一つはとても大きなお話ですが、より良き世界を実現するために、実は個の意識から始まるものです。

個が変われば社会も変わる、この持続可能な目標に則っていない企業の商品は選ばれなくなり、

その目標に考慮している企業の商品を選んで買うようになってくると言えます。

身近なところでは、フェアトレードをアピールしているスターバックス、地球環境を守ることを使命としているナイキ、

またユニクロやGAPなどでもサスティナビリティは知られるところです。

 

この流れから持続不可能、環境や人にも悪い影響を与える企業は今後淘汰され

いずれは、このSDGsにコミットしていなければ野蛮だと考える人たちも普通に現れます。

これまでのもったいない行動や無駄を洗い出し自社の企業文化に組み入れ

成長の哲学から継続の哲学、本質的普遍的な価値を育てる時が来ています。

 

厳しい試練を受けながらも2030年を目標に見えてくる世界は、人/モノ/サービスがストレスなく繋がり住みやすくより良い未来となるでしょう。

希望の光を絶やさずをいい年にすると誓った2020年末、皆様も健康には十分ご留意くださいますようお祈り申し上げます。

 




“業界新聞”

(※業界新聞社;香川県坂出市駒止町2丁目5番43号/TEL・Fax;0877-46-5384/編集発行人;長谷川 修一)

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